【プログラミング習得】インプット-アウトプット法(詳細版・手本の見つけ方)

負荷的トレーニング編

今回もエンジニア向けのスキルアップ方法について書いていきます。

プログラミングの習得はエンジニアにとって大きな課題で、前回記事でも効果的なトレーニング方法としてインプット-アウトプット法を紹介しました。

インプット-アウトプット法の概要は以下の手順でした。

  • 見本のソースコードを見つける
  • ソースからプログラム仕様とコーディング技能をノートなどにまとめていく
  • 仕様と技能を見て、実際にコーディングする
  • 自分がコーディングしたものと見本のソースの相違点をチェックしながら、スキルアップする

今回はその詳細版で、見本ソースコードの見つけ方について詳しく解説していきたいと思います。

今回も以下の方向けになっています。

  • これからエンジニアを目指す方
  • すでにエンジニアで新しい技術を身につけたい方
  • 主体的な勉強方法を取り入れたい方、部下などに紹介したい方

プログラミング技法に関する本

プログラミング技法を強化する目的で書かれた本も、多く出回っていると思います。

本に書かれている情報は、ネットのソースよりも信頼性が高いメリットがあります。

主に以下のような探し方をしてみると見本にも辿り着きやすいと思います。

サンプルコード付きの書籍

書籍でもサンプルコードが収録されているものもあったりします。

サンプルコード付きなら参考になるプログラムも大量にあるので、参考になりやすいでしょう

何かのテーマに沿った本を買う

本を買う際は、テーマを設定した上で買うと効果的です。

◆ 自分のレベルに合った本を買ってみる

例えば、新しい言語を勉強する際は「入門書」を書い、基礎を全般的に固めたい時には「基本」などがタイトルに入っている書籍を買うと良いでしょう

◆ 自分が深めたいテーマの本を買う

例えば、.NETフレームワーク上で業務モデルを意識した開発をしたい場合には、そのテーマにあった書籍を入手してみる、などです。*1)

テーマを決めて課題意識を持つことで、より学習効果が高まるでしょう。

職場でテンプレになっているソース

職場でテンプレになっているソースも参考になります。

それがスキルの高い上司や先輩のソースだと、信頼性も高いでしょう。

特に現場で編み出されたプログラミング技法には、本やネットではカバーしきれないノウハウも得られるメリットがあります。

ネット上のソースコード

3点目はネット上のソースコードです。

ネットは情報量が多く、手軽に情報が得られるメリットがありますが、以下2つの探し方があります。

公式ドキュメントのチュートリアルを活用

ネット上のソースでも、オープンソース言語については公式ドキュメントがあったりします。

公式ドキュメントにアップされている参考ソースは、信頼性も高いです。

例えばマイクロソフト(Microsoft)社は、MSDNというサイトにて、同社製品の対応ソフトウェア開発者を対象に技術情報を提供しています。

MSDNではコーディングの仕方についてチュートリアルが提供されており、プログラミング練習に適した教材が提供されていると思います。*2)

Quiitaなどの個人がアップしているソース

Quiitaはエンジニア専用の情報発信のプラットフォームです。*3)

個人がアップしている情報はマニアックなものも載っているので、様々なニーズに応えられるメリットがあります。

Quiitaなどの情報源は、公式ドキュメントより情報量や読みやすさで優れているメリットがありますが、一方で信頼性は低いデメリットもあります。

その為、まずは個人がアップしているサイトで情報を得て、それを公式ドキュメントや本で確かめるのも良いでしょう。

参考リンク

*1) C#でドメイン駆動開発とテスト駆動開発を使って保守性の高いプログラミングをする方法
https://www.amazon.co.jp/dp/B078ZF79CL/ref=cm_sw_r_tw_dp_W4T18GAXHHXDGHA32MF

*2) オープンソース公式ドキュメントのチュートリアルの例:MSDN
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/fundamentals/tutorials/safely-cast-using-pattern-matching-is-and-as-operators

*3) Quiita
https://qiita.com/

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